この時期、守護星・金星はずっと冥王星とコンジャンクション状態といってよいと思います。長期的な観点から申し上げますが、山羊座の冥王星と牡羊座の天王星でのスクエアが2013年から続いており、その天王星の180度にある天秤座は、大きな影響を受け続けてまいりました。つまり1930年の世界大恐慌に暗示される座相と同じ位置の天王星。これが天秤座を直撃しているのです。しかし、冥王星・天王星のタイトな90度はもう終わり、これからは分離に入ってゆくのです。その合図が今回の金星と冥王星の重なりではないかと考えております。長かった天秤座不調時代にも明るい出口が見えてきます。そんな2016年02月となりました。08日の水瓶座で起こる新月は、そんな黎明をあなたに感じさせてくれるかもしれません。人生における喜びの再発見や恋愛の始まり再生などが暗示されております。14日のバレンタインデーには水星も水瓶座に入り、社会的な面でも喜び事が増えてゆく暗示となります。まだ完全脱出というわけにはまいりませんが、底はついたという感があります。天秤座特有の優雅さをどんな状況でも発揮してゆくことで、回復は早まります。