３日の蝕を含んだ新月は一つ前の星座で起こります。一昨年頃の射手座と双子座で頻繁に起こった蝕が終了し、蠍座と牡牛座の蝕の期間に入って行ったのです。あらためて思い返すこともなく、数回の強力な蝕に見舞われて、射手座の人生は大きく進歩したはずです。この新月にはそんなような事に思いをはせてみましょう。そして５日、射手座にあった金星が山羊座に移ってしまいます。少しばかり感傷的な晩秋かもしれません。（暦の上では冬ですが。）１１日、水星も順行に戻り、対人関係にも順調さが戻ってきます。しかし水星の速度が戻る中旬以降までは無理をしないことです。そしていよいよ、下旬には太陽が射手座へとやってきます。今はそれを期待して色々と策を練るときです。なにせ９日から守護星・木星は逆行を始めますので、来年の３月７日までは、また世間的常識との折り合いをつけてゆく期間となります。射手座は自由を失っては意味がありません。自分の考えられる範囲で折り合いを如何につけてゆくか、それがこの期間の課題となります。そして逆行終了した時には大きな飛躍が必ずやって来ますので期待して過ごしてください。
