青山五行ブログ

RSS 星の動きと社会的事象、個人的行動がいかにリンクしているかということを検証していきたいと思います。
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2012年02月21日 11:25
昨日の公演内容について

なぜ 人間は占うようになったか??

私の前に お話と 席上揮毫をいただいた 柳田泰山先生のお話しの中に

「文字の始めは 亀甲を焼いて ひびの入り方で占った その形が文字の原型になったことも一つの形成要因。 漢字とは基本的には象形文字で・・・・・・」

という事を伺い 私もそれを受けて 普段はあまり口には出さない 持論を展開してしまいました。

人間はなぜ占うのか?

私はその大本の原因は人間にものを考える という能力が備わった時から人間の不幸が始まったと思います。

他の生き物と 人間の違いは色々ありますが、
現時点で私の考えは
人間と他の生き物の違い=人間は自分が死ぬという事を知っている=という事ではないかと思います。
他の動物は そこまでは認識できていないはず。
食料を求めて 体感的に暖かい方向へ移動する事などはあっても 死についての認識は 具体的には無い様に感じます。

人間はある程度の未来は読めます。この辺は鳥でも哺乳類でも同じでしょう。
しかし この種を蒔いて 数ヵ月後に収穫をするという ある程度長期的な考察は無理ではないでしょうか。

人間はそれが出来尚且つ 他人の死を経験して いずれは・・・ と相当先のことに関してまで思いをめぐらせます。

つまり 死と言う事を知ってしまったおかげで、ありとあらゆる不安の種が形成されたのです。

すべてのこの世の災難が詰まった「パンドラの箱」とは、
つまり 知性の詰まった箱(自分は死んでゆくという事を認識する)が
パンドラの箱ではなかったのでしょうか??

それを開けてしまったので この世に多くの不安の種が蒔かれてしまったのです。

人間は ただ生きてゆくだけならば 不幸にはならなかったのに、
知ってしまったために あらゆる不安と戦いながら生きてゆくという宿命を負わされてしまったのです。

すべての人間は不安の中に生きています。
ですので わずかな光明を求めます。

それが 「思想」です。宗教であり神であり、コミュニティーであり、占いであり、芸術でもある。 様々な考え方を通して 不安を消そうとします。

古典的伝統的な宗教と 占い などを同一線上で語るのはおこがましいのですが、
洋の東西を問わず 宗教以前から 「デルフォイの神託」や中国では商の時代、いや夏の時代から占ったという事実は公然とあります。

3000年前の人間と現在の人間が違うと思うのならばともかく、その頃から人間は常に不安と戦い生きてきたのです。

何かにすがりながら・・・・・・・・

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