9月と聞くと夏休みも終了、これから日常が始まるという期待と失望が混じったような、複雑な気持ちになった子供時代を思い出します。
秋の気配も徐々に漂い来るといった時が始まります。
さてこの9月前半の特徴は、金星が天秤座を進むという事であります。
天秤座の金星は、美しさや優美さ、品位を表します。
金星の本拠地は牡牛座と天秤座であり、牡牛座は「所有」天秤座は「美しさ」を意味します。秋のオシャレを存分に楽しむ時となって行くのです。
1日 太陽は乙女座09度にあります。
2日 12時49分 月は乙女座に入って新月域を形成いたします。
3日 10時56分 乙女座11度にて太陽と月が重なり新月となります。
乙女座の太陽、月ともにレジメンタル(規則正しさ)などを暗示いたしますので、何かをきっちりとやり遂げるといった気持ちが強くなります。一般的には、整理整頓や清掃などに適性がある時と言えるでしょう。夏物をしまって秋物に入れ替えるなどにも適しています。
5日 月は天秤座に入り新月域は解消、そして天秤座にて月と金星が重なり、エレガントさが強調される好日となります。人付き合いや交際にはとても良き時です。この日、火星は蟹座に入って行きます。これまで火星は木星と双子座にて同一星座で勢いを強めておりましたが、このあたりから、外向型から少し内向性に変化して行きそうです。
8日 乙女座16度の太陽と魚座16度付近の土星がタイトな180度、何となく制約感が強い日となりそうです。
11日 月は射手座中盤を進み、乙女座の太陽とスクエアの半月、これは満月に進む過程のものですから「上弦」となります。何となく気持ちと行動がかみ合わないようです。
最後になりましたがここでの一番のトピックは、9月2日に冥王星が山羊座に戻るという事です。2008年以来の世界的な社会体制の変動の、最終仕上げの時がやって来るのです。これは11月20日までの数ヶ月となりますが、ここでまた、大きく社会が変化して行くことでしょう。
個人的な影響は、各星座の詳細運気に記して参ります。