十二星座占い

2023年5月後半
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概況(全体)

5月も半ば、初夏から真夏日もちらほら出現する季節となりました。
緑はその濃さを増して、人も活気づいてゆく時であります。
そして、この期間のメインイベントは木星の移動です。

5月後半はまず、15日の月と海王星の重なりから始まります。15日正午に魚座にて、月と海王星が重なり、それが蟹座の火星と好バランスをとりますので、耽美性や官能性といった、情の部分での働きが顕著となります。

これをきっかけとして、火星が獅子座に入る21日頃までは、このような趣が強くなる傾向であります。

その後、17日には木星が牡羊座から牡牛座に入って行き、世の中の流れが何となく変わってきます。牡羊座の積極行動から、牡牛座の経済重視の保守志向が強まって行く事になるのです。

18日 月は牡牛座に入り太陽と同一星座、新月域を形成します。
牡牛座には、木星 水星 月 天王星 太陽と並び、稀有な配置となります。
ここからは、牡牛座的傾向である「安定 保守 経済」という事が重視されるのです。

20日00時53分 牡牛座28度にて太陽と月が重なり新月です。先述の牡牛座的傾向が更に強まってゆきます。

21日、太陽は牡牛座から双子座に向かいます。同21日、火星が蟹座から獅子座へと入って行きます。これにて獅子座の火星と水瓶座の冥王星の対峙が始まります。火星と冥王星の180度は暴力性を顕著にいたしますので、社会的にも個人的にも主導権争いなどが勃発する可能性が高くなるのです。危機的な状況に陥ることや、暴力に流れる傾向も強まりますので、要注意な期間の始まりであります。

25日 獅子座に月が入り火星と重なります。更に月はリリスの座標に近づきますから、不安に駆られた破壊的行動などが誘発される可能性も高まってゆきます。

27日 午後から月は乙女座に入り魚座の土星と対峙、双子座の太陽とTスクエアとなりますので、事態は膠着、ここでの行動は慎重を要します。

29日 乙女座の月と魚座の海王星の180度、現実逃避的傾向が高まってゆき、それが破壊的行動につながる事もあるかもしれません

このように、2023年5月後半は、木星の移動と火星と冥王星の対峙による影響で、世相も大きく動いてゆく暗示となっています。

個人的にも、感情の動きには冷静さを忘れてはいけない時です。
皆様 慎重にまいりましょう。