09月 とても興味深い幕開けで始まります。
なんと01日 18時ころ 乙女座09度にて太陽と月が重なって新月となるのです。
これが01日というと 新月を「ついたち」とした太陰暦と同じになり興味深いのですが、更にこの新月は乙女座12度のドラゴンヘッド(日蝕の交点)とも近いので 日蝕となるのです。
日本では皆既日食とはいきませんが、太陽=月=地球がタイトな一直線上になるという、真の新月から09月は始まるのです。
蝕の占星術的意味付けは様々です。
これといって実証されたものはありませんが、大きな意味で、何かの始まり、またはその起点 と考えることが合理的ではないかと思います。
新月に心を新たにする、そんなきっかけとしてもちうる事が良いのかと思います。
日蝕とほとんどセットで起こる17日の月蝕。
乙女座と魚座の方に大きな変革をもたらすとされ、実際にその影響は無視できないものがあると思います。
そしてもう一つ、大きな変化が・・・・
それは09月09日の東洋で言う『重陽』奇数の9が重なる日の19時頃、木星が約1年ぶりに星座を変えます。
12年ぶりに天秤座に入ってゆきます。
天秤座に入った木星は、世界中をフェミニンムードに変えます
流行色はパステルや女性っぽい色。 身体の部位では腰。ですからファッショにもそれらを強調するものが出てきます。
罰するよりも赦す。 何らかの長所を見出す傾向。
そんな中にもしっかりとした譲れない美的感覚が少し顔を出す頑固さなど・・・・・
少しずつ世の流れが変わってゆくのです。
この蝕と木星移動により、変化の加速が更に増して行きます。
現在 牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座の不動宮=頑固で動かない=に天体はありません。
活動宮と柔軟宮といった変化と環境順応といった意味を持つ星座のみに星があるということ、まさに加速してゆく変化を暗示しております。
これは個人の内面にも社会にも同じように作用して行きます。
大きな変化がはじまる09月となります。