06月30日に順行に戻った火星が蠍座を行きます。
07月01日現在 水の星座である蟹座に水星・金星・太陽があり、魚座には海王星があります。
太陽・水星・金星・火星が全て水の星座ですから、非常に感受性が高まる07月前半となりそうです。
この時期の基調には、常に「感情」「情熱」「惜情」といったものが横たわるといっても良いでしょう。
それを踏まえた上で、この時期の経過を見てゆきましょう。
まず01日、蟹座15度の金星と乙女座16度の木星が、数日間60度(セクスタイル)となります。これは程よい上品なセンスをあらわしますので、自然体が何よりの時期です。
そこまで、あわせる必要は無いというような服装やメイクにはご用心、行過ぎています!!
03日22時22分に月が蟹座へ帰還します。
本来の座である蟹座に戻った月は、その力を最強にします。
そして、太陽も蟹座12度にありますので新月域となります。
04日20時03分 蟹座12度にて太陽と月は重なり新月となります。
この時は水の星座に10分の6の天体が集まるので、気分は感傷的に傾きがちになるかもしれませんが、月が力を得ているので、守りたいものがある方(母性)には更なる力が加わります。
06日01時29分、月は獅子座に移動して、新月域は解消いたします。
この時、金星は蟹座23度近くにあり、蠍座の火星とトライン(120度)を組みます。こちらは男女の情のふれあいを暗示する、艶やかなアスペクトとなります。
ここから数日間はデートには適した時となります。
08日、蟹座16度の太陽と山羊座16度の冥王星が180度を形成します。
これは自己破壊型のパターンですので、ここでもやりすぎには注意です。
09日 乙女座にて月と木星が重なります。
この乙女座18度の月と木星が、太陽・冥王星の180度をコンプロマイズいたします。自己否定、現状否定がベクトルを変えるので、結果的には事態が良き方向に動き出すのでしょう。
12日 上弦の月 これは満月に向かう半月ですので、気分は高揚するので、ある意味、焦燥感(イライラ)には注意が必要です。
金星が獅子座に入って行きますので、なんとなく華やかさが漂ってはきますが、この金星に呼応する天体がないので、金星の一人歩きとなります。
13日 月が蠍座に入り、リリスと重なります=月が地球から一番、離れた状態となり、少しの不安感が支配します。
しかし、この後すぐに月は火星とコンジャンクションに向かいますので、不安は情熱のほとばしりに姿を変えてゆきます。
15日 月は火星と重なり蟹座の太陽とトライン(120度)となりますので、ここでは多くのカップルの誕生があるのでしょう。