10月となりました。今年も残すところ3ヶ月。すっかりと秋めいてきたこの頃です。
09月後半では 多くの星の移動がありました。それに伴う様々な変化も生まれました。
10月前半は、そういった意味では変化の少ない時となるようです。
木星は乙女座に今後約1年。
土星は射手座に今後約2年。
天王星は牡羊座に今後約3年。
海王星は魚座に今後約09年。
冥王星は山羊座に今後約09年。
このように木星以遠の大惑星は定着しています。
2008年以来のカーディナル・クライマックスも終焉、これからはミュータブル・Tスクエア=木星・土星・海王星のパターンとなって行きます。
カーディナルを激しい変化とすると ミュータブルは環境順応という意味にとることが出来ます。
カーディナル時の変化に、やっと順応してゆくという時間帯が始まるのでしょう。
これは、少なくとも今後1年は続く流れとなります。
そんな中で10月の始まりは 太陽から木星までの天体が=水星・金星・火星がすべて獅子座・乙女座・天秤座に集中します。
09日には金星が乙女座に入り、乙女座と天秤座に集中となります。
10日には天秤座を逆行していた水星が順行に戻ります。
そして、10日あたりから乙女座前半度数での金星・火星・木星のトリプルコンジャンクションが形成されて行きます。
これは、非常に実務的な配置ともいえます。
恋愛から結婚への展開や、仕事での大きな進展、人間関係の円滑さなどを強く暗示いたします。
そして13日の天秤座19度での新月は、蝕ではありませんが、ドラゴンヘッドが天秤座00度にギリギリ留まっておりますので、天秤座と牡羊座間で起こっていた2014年04月からの蝕期間の最後の展開となります。
約1年半の日蝕月蝕の天秤座・牡羊座間での繰り返しは、この2つの星座に多くの変化をもたらせました。それもここで終了します。
何らかの道筋が開けたことを暗示しております。
この新月の丁度反対側、牡羊座18度に位置する天王星が何かを物語っているようです。
09月27日に逆行から順行に戻った冥王星との許容角を多くとれば、この新月と冥王星・天王星のカーディナルTスクエアとなります。
これが2008年から続くカーディナルクライマックスの最終形かも知れません。大きな変化から順応へ向かう暗示ではないかと思います。