この09月後半には大きなイベントが目白押しとなります。
まずは15日 新月を形成し終えた月は天秤座初期度数にあります。
ここには蝕の交点を表すドラゴンヘッドと月の遠隔点リリスがともにあります。
16日の三日月は見えたとしたら とても小さな月となります。
そして今期のメインイベント、18日の土星の射手座移動です。ここから大きく時代の雰囲気も変わってゆきます。
これは哲学性 思想性 宗教観 に関しての興味が高まります。そして独立性という事が関心の中心になってゆき、束縛などを嫌うようになります。
土星はじわりじわりとその影響力を及ぼします。
木星のような派手さはありませんので 流行などには直接影響は無い様に見えますが 深いところでの影響は充分にあるのです。
もちろん星座によっても その影響する分野は異なってゆきますが 共通して言える事は 「定着化」 ということだと私は考えております。
18日に時を同じくして 水星が天秤座で逆行を開始いたします。これは10月09日までの期間で天秤座00度台まで戻ります。
23日夕刻 太陽は天秤座に入ります。
ここで土星と60度となり安定感が出てきます。
射手座土星の影響を意識し始める頃かもしれません。
25日 火星が乙女座に入ります。
今までの獅子座においては火星は派手なパフォーマンスを好みましたが 乙女座に入ると実務に情熱を注ぐような傾向が強くなり 現実的実際主義に徹するようになって行きます。
ルーチンワークには向いています。
そして28日 牡羊座04度で満月です。
これは28日の正午頃がピッタリの太陽と月の180度です。
27日の晩が 「中秋の名月」となります。
これは今期の土星移動とならぶメインイベントです。
日本では観察は出来ませんが 欧米では皆既月蝕になるところもあります。
そしてこの時の月は リリスの反対側になりますので、日本では非常に大きな満月を見ることが出来ます。
月が本年で一番地球に接近する時となります。
満月の影響があるとすれば 2015年で一番の影響力を持つ満月となります。
このように大きな変化のある09月後半です。
変化の波にうまく乗れると良いのですが、乙女座の木星と射手座の土星が星座的に90度であるように、大きな矛盾を抱えた要素が満載の時期でもあります。
大きく人生の軌道に影響を与える月蝕も発生いたします。
舵の取り方しだいでは 途方もないところに向かうやも知れません。
慎重な姿勢と 即断よりは熟考が必要な時となるでしょう。