既に金星は蟹座へ 火星は双子座へと移っていますので、この期間に星座を替える惑星はありません。
５月前半の変化に比べると、落ち着いているようですが、大きなトピックとしては、水星の逆行開始が１９日に始まると言うことが挙げられます。
水星は本来の座・双子座で逆行をはじめ、０６月１１日に双子座０４度に達っした時点で順行に戻ります。
この約３週間、物事の見直しには適していると考えます。
よく言われることに、一時 棚上げになっていた案件が、また日の目を見るとか、滞っていた人間関係が復活を見るとか言われます。
時には 電化製品 通信機器 ＰＣなどの新規購入は控えるなどといった意見まで持ち上がりますが、この期間に購入した電子機器がすべてトラブルに陥るといったことは ありえないことを考えれば、あまり水星の逆行を大袈裟に考えるのは どうかと思います。
実際にこの期間に電子機器を買って何度も試したことがありますが、不具合が起きる確率は 変わらないという実感があります。
私が水星の逆行に関して思うことは、やはり、物事の見直し！ ということだと考えます。
システムのチェックや 仕事のやり方の矛盾に取り組む または自分の生き方を もう一度見直してみる。 そんな事には効果があるのではないかと思っております。
１８日 牡牛座２６度で新月が発生いたします。
この時点で各星座内において２０度台に惑星は皆無ですので、アスペクトを持たない新月となります。
これについての各星座への影響は 各星座の運気に記します。
この新月も１８日の１８時２９分には月が双子座へ入ってしまう為に直ぐに解消となります。ですから新月の影響は月が牡牛座に入る１６日夕刻辺りから始まるはずです。
そして２１日 太陽が双子座に入ります＝太陽黄径６０度
二十四節気で言うところの『小満』となります。
「万物盈満（えいまん）すれば草木枝葉繁る」そんな季節となります。
２３日 太陽が双子座０１度台に入り、射手座の土星と１８０度を組みます。
ここは少し重たい感じがあります。
太陽と土星の衝は 行動の抑圧 動きが止る すくむ 妨害 といった暗示となります。
２６日は上弦
乙女座の月と双子座太陽の９０度。この時 月はリリスに近づきますので、小さな半月になります。
地球から遠いところに位置する半月は 不安と焦燥をもたらすのです。
２７日
逆行の水星が火星とコンジャンクションを双子座１０度で組みます。
これは様々な暗示となります。
鋭い知性・辛辣な批判・詐欺・技術的な上達 など様々です。
良きにつけ悪しきにつけ 頭脳回転は速くなりますので暴走と、見直しには注意が必要です。
３１日
逆行の水星が太陽と重なります。
地球＝水星＝太陽の順で並びますので内合となります。
これも 一応は冴えた頭脳を表し、社会的な成功などを暗示しますが、水星が逆行中の合なので、見直し という事をお忘れなき様に！！
