守護星・金星が牡牛座で力を得て、天秤座は立ち直ってきております。そして04日には、天秤座で月蝕が起こります。蝕は占星術では特別視されておりますが、諸説入り乱れているのが現状です。運命の大変換ポイントとか異なる次元に移行するためのものだとか、奇想天外な説まで 百花繚乱的なことになっております。蝕とは 太陽と月と地球が同一線上に来る。という現象です。今回の満月は牡羊座の太陽が地球を照らし、その地球の真裏の天秤座に位置する月に、地球の影が落ちで月の太陽反射がなくなると言うことです。これに、不吉な意味を持たして騒ぎ立てることは良くありません。この完全な直線上の満月は、何かの完成を意味していると言うことが基本です。そこから考えを派生して、天秤座での月蝕とは天秤座にとっては、今までの自分の完成形をここに見出し、新たな自分を形成して行くという意味だと私は考えております。2年くらいに亘って自分の星座で繰り返される数回の日蝕・月蝕が その星座の方を成長させてゆくのです。ですから不吉という概念や恐ろしい変化などとは無関係です。守護星・金星は12日、双子座に入ってゆきます。これはあなたに自信や確信が生まれることを暗示しています。今回の蝕を良き契機として成長の糧とすることが何よりです。