いよいよ、新年度の始まりです。
4月1日、新月から2日後の28分の1相の月から始まります。
2日、太陽と天王星が重なります。これに木星と冥王星がTスクエアとなりますので、
天王星の暗示する『独自性』がそれぞれに発揮され、野放図にしておくと利害や価値観の対立が激化してゆくでしょう。
そして6日、金星が魚座に入ります。金星は魚座06度で待つ海王星とのコンジャンクションに向かうので、
とてもロマンチック傾向が強まります。今まで金星が滞在していた水瓶座とはその傾向が異なり、耽美性が加速する恋愛となり非現実性を帯びてきます。そのため、恋愛感情に翻弄されることが多くなります。
続いて、8日には水星が牡羊座に進入してゆきます。魚座にあった水星は、理性を感情で
コーティングしていましたが、今度は理性を情熱で燃え上がらせます。
仕事においては、「計画」に進捗が見られる時期となるでしょう。
その後14日には、月は天秤座に進み、満月域となります。
それと同時に速度を落としていた冥王星が、ここで逆行に転じてゆきます。
地球から一番遠いこの天体が逆行してもすぐに体感できるような影響は感じませんが、
じっくりと世の中の構造の根幹を再構築させるような作用をもちますので、
じわりじわりと政治体制などに変化を与えてゆきます。
満月は15日16時ですが、この頃には天秤座を逆行中の火星が16度まで戻ってきますので、
4月22日前後のカーディナル星座13度で起こるグランドクロスの許容角に入ってきます。
どんなことが起こるのでしょう?
もちろん、人それぞれの出生のホロスコープにある暗示が具現化してゆくので傾向は全く異なりますが、
『変化』と言うことには変わりありません。
2008年から始まりだしたカーディナルクライマックスの一つの完成形が、ここに出来上がるのです。