3月21日01時50分。春分です。
東京=日本首都所在地での太陽が、春分点に来る図をもとに推測する近未来です。
この春分図では、まずアセンダント・山羊座の冥王星が来ます。山羊座とは体制を表し、冥王星は原子力や破壊と再生を暗示します。山羊座の表す保守体制と原子力が浮き彫りになるでしょう。
そして経済を表す2ハウスには、水星と海王星のコンジャンクションがあります。治水や利水、石油または液体に関した事での経済的な利益や損失、またはトラブルによる出費などが考えられます。
3ハウスの天王星は、最先端科学技術の進捗を示し、6ハウスぎりぎりの木星は、対国際社会との間での義務の遂行や優位性、もしくは良きパートナーシップを暗示します。
9ハウスの火星は遠方での争いを暗示し、10ハウスの月と土星のコンジャンクションは、国内政治において、保守の度合いが強くなることを暗示します。
この春分図が1年の運気を表すともいえますが、私は長くとも秋分までかと考えています。
さて今期の満月は、17日乙女座で起こります。
そして18日には、水星が魚座に入り海王星とコンジャンクションに入ります。
これは神秘や宗教、形而上的なものへの理解や適性を示す座相です。創作や芸術関係の分野では非常に恵まれた配置となります。
21日には、西洋占星術の言うところの年の初め、牡羊座の0度に太陽が回帰する春分です。ここでの座相がこの1年の多くを暗示するという考え方、上記に示したとおりです。
そして牡羊座に入った太陽は、今月を通して天王星とコンジャンクション状態を保ちます。
即ち、天王星・木星・冥王星が形作るTスクエアに強制参加となり、利害の対立が個人間でも国家間でも非常に浮き上がってきます。