十二星座占い

2013年8月後半
前回の占い

概況(全体)

8月17日、 金星は本来の座である天秤座に戻ります。品位と公正さが注目される時期となりました。この日ちょうど月は山羊座に入って、この金星とは90度という困難な角度を形成。愛情面で少しばかりギクシャクしますが、一過性のものとお考えください。やっと風の星座に天体が入ってくれたので、知的なムードが世の中に少し醸し出されます。

21日は水瓶座での満月。この満月は現実と理想の対決を暗示しているような気がします。獅子座の太陽の「支配性」と、水瓶座の月の「枠を超えた自由性」が対立する構図ですので、仕事や家庭の場面では緊張が走るようです。そしてこの満月は、他の惑星とはあまり関係を持たないので、ある意味、純に作用します。水瓶座28度域での満月、獅子座28度の太陽も老成の度数でなかなかしたたかです。獅子座が覇王とすれば、水瓶座は法王、この熟練の対決というイメージが強く浮かびます。

そしてこの時期のクライマックスが、当初からすでに出来上がっている、
牡羊座の天王星
蟹座の木星
山羊座の冥王星
これらによるTスクエアに、24日ころから金星が参戦して、カーディナル・グランドクロスを天空に描きます。24日には月が牡羊座の天王星とコンジャンクションをするので、何かがガツンと始まる感じです。

このグランドクロスこそ、この数年たびたび耳にする「カーディナル・クライマックス」の進化系です。

一層の変化が促されます。毎度のことですが、ここでの変化を恐れずに、むしろその波に流されるつもりでいた方が、結果的には素晴らしい処に辿り着くことになる暗示が強いのです。もちろん積極的に変化してゆくという態度は、さらに幸運が約束されるのです。いままでのやり方が通用しなくなったり、人間関係の変化があったりした時こそ、変化の始まりです。人間もある意味の脱皮は必要で、今がその時なのです。