金星は獅子座に入り、水星は蟹座を逆行中です。蟹座の木星、蠍座の土星、魚座の海王星の強固なグランドトラインを形成したまま7月は始まります。ちなみに水星が順行に戻るのは21日、そこから通常の速度に戻るのは数日間を要するので、逆行そのものよりも速度を考慮に入れたほうがよさそうです。つまり、21日±5日間程度の間は、決断・契約・売買には慎重を期しましょう。
七夕の翌日、8日に蟹座で強い新月が形成されます。月は蟹座が本来の座、ここに集まっている木星・太陽・水星、これらと月は同室。つまり、多くの星のエナジーを月はたっぷりと吸収して、それをまた拡散してゆきます。
この新月で、水の星座がまた一層強くなります。水の星座とは、前述の蟹座・蠍座・魚座の3星座です。
幾度と無く触れていますが、水の星座のグランドトラインとは、情の交流がスムーズになるということです。
火の星座=創造性、言い換えれば「無から有を創る力」。
地の星座=現実性、「安定力・理財力」。
風の星座=論理性、「論理的知力」。
水の星座=情緒性、「感情を受け取る力」。
といった側面があります。
水の星座は実用的ではないのかもしれませんが、ハイテクが進めばよりハイタッチが求められる如く、「癒し」というものが更に求められます。この水の星座のグランドトラインは、まさに「人はパンのみで生きるものではない」を強く我々に感じさせるのではないでしょうか?
勉強してよい学校に行くのも、そして良い会社に入ってよりよい報酬を得ることや、何かに打ち込んでその道を窮めようとすること、ひたすら働くこと、蓄財することも其の先にあるものといったら・・・
家族であり、恋人であり、仲間であり、友人であり、近しい人と安定的な関係性を構築すること。つまり人間関係=感情の交流なのではないでしょうか?そういったことを 実感するためにもこのグランドトラインを活かしてください。この期間は特にその影響力は強いと思います。