十二星座占い

2013年5月後半
前回の占い

概況(全体)

一言で言うと、この時期は「牡牛座から双子座へのシフトチェンジ」ということになります。牡牛座は、現実路線・しっかり・所有などといった概念で、双子座は「なんでも興味を持って探っていってみよう」という概念です。

なので、「牡牛座で現実的な価値判断を身につけて、それをベースに自分なりの価値基準で、いろいろなものに接してゆく」、そんな時期になってゆきます。

そして昨年6月より双子座に入っている木星がその傾向に一層の拍車をかけるので、変化は顕著になってゆきます。

すでに金星は双子座入りをしていますので、16日に水星が双子座に帰還すると、俄然、双子座の勢いは盛り上がってゆきます。水星が本来の座である「双子座」に還ってくるということは、まず知的好奇心があふれ出すということです。なんでも見てやろう、聞いてやろう、推測してやろうという少しばかり野次馬的態度が優勢になってくるようです。

そして21日、太陽が双子座に入ると、この流れが「確固たるもの」になってゆきます。世の中に情報はあふれ出し、誰もが知的好奇心をくすぐられます。

25日の満月は若干蝕を含むので、強力に作用します。ここ数年続いてきた「射手座と双子座での蝕の繰り返しの総ざらい」のような形です。この満月、双子座4度の太陽と射手座4度の月で形成されるのですが、そのちょうど90度分割点の魚座5度に海王星がありTスクエアを形成します。これは、感情が自分の内側に向いて心を閉ざしたり、失望したり、またそのような懸念にさいなまれるという暗示もあります。

心が異常に敏感になって、親しい方との間での不信感が高まったり、離反などが考えられます。このような暗示を心に留め置いて充分に注意をしてください。

そうすれば悪い状況は避けられる以上に、そのような状態を作り出すことも無くなります。

座相とは暗示です。雨の予報ならば出かけないか、雨具を用意すれば済むこと。それと同じ感覚でお過ごしください。

しかし、双子座も射手座も知的な星座です。ここに多くの星が集まるということは、とても気働きが旺盛になり、社会にも活気があふれ出ます。ビジネスの場面には華やかさが甦ってくるでしょう。将来的なビジョンも形になってゆく時期ですので、知的活動には相当に有効な時となってゆくことは確実です。

25日の満月から月末にかけては、水星・金星・木星のトリプルコンジャンクションが形成されます。多くの才能が開花したり、希望的な未来が見えてきたり、または精神的にも物質的にも潤沢なインカムが発生する時期となる。そのような強い暗示があるのです。