1月後半、20日以前と20日以降では様相が大いに異なってきます。
1月前半には、多くの星が山羊座に集まって独特の保守的な凝り固まった状態を呈していましたが、この20日に太陽と水星が水瓶座に移ると、世の中の雰囲気も個人的な感情もガラッと変化します。急に変革が進んでゆく感じを受ける方もいらっしゃるはずです。勿論、個人の中でも世の中でも。
この20日に水瓶座に移った太陽と水星は、牡羊座の天王星・双子座の木星と素晴らしいコンビネーションを作り上げます。すなわち、風と火のエナジーの交換がスムーズに効率よく行われ、大きな変革がもたらされるのです。気分的にも非常に軽やかになって行きます。この太陽・天王星・木星のコンビネーションは未来への積極的希望を特に喚起します。新たな方向性が提示されるでしょう。人生においての新たな希望が身近なものとなって現れます。
そして迎える27日の獅子座での満月。前回の山羊座の新月とは雰囲気も環境もガラッと変わっているはずです。誤解を恐れずにいえば、山羊座の新月は、ジトっとした苦労を承知の旅立ちと言う感じがありました。しかし、ここではそれらの価値観の破壊と言うような事が起こるはずです。月のある獅子座も太陽のある水瓶座も相当に自意識の強い星座。ここでの満月は、やはり自己主張!!
つまり、しっかり着々と耐えながら進んでいた状況に対して、ある種の開き直りと言うか、やっぱりこれは自分にはあわないから「や~めた!!」と言った状態が考えられるのです。実際に会社や仕事を辞めるわけではなくとも、心のなかでの開き直りと言ったようなものがあるのでしょう。やはり人間どこかで開き直ったりあきらめたりしないと、自分が保てない時があります。この20日以降はまさにそんな感じで過ごす方も多いのでしょう。
この満月には土星も90度で関与してTスクエア、不安から来る攻撃性が浮き彫りになったりもしますが、やはり木星との調和的な角度も形成されますので、自分の弱さを認識した上で、開き直った上での発展性を追及してゆくべきなのでしょう。べきというか、その方向性を私はお勧めいたします。