十二星座占い

2013年1月前半
前回の占い

概況(全体)

初日の出は、冥王星に先導されて昇ってきます。山羊座10度付近のこの現象は、現実的・物質的な成功を目指す、またはそれに大きな関心をよせるという暗示です。

山羊座に冥王星があるという事自体、冥王星が暗示する破壊と再生、山羊座が暗示する旧体制ですから、今までの社会の体制の破壊と再生を暗示する事は明らかです。そのような意識が強くもたれる年明けになりそうです。

そして水瓶座の4度にある火星は、牡羊座4度の天王星とぴったり60度。これはミューチャルレセプションでお互いに大きな力を持つので、強い決断力と独立心の旺盛な事を強力にアピールします。そしてそのエナジーは、予期せぬ方法で何かを成就させるでしょう。諦めかけていたものに、全く違った方法論での継続や成功が訪れる可能性が大きいのです。

加えて、蠍座9度の土星と山羊座9度の冥王星も、同じくミューチャルレセプションです。こちらは強い忍耐力、不屈の精神、強烈な目的遂行能力を示します。粘ってねばって、努力をしたものには果報がもたらされる座相なのです。

このような強い暗示を持つ星の配置が、元旦早々展開されます。ここでは、やればやっただけのことはあります。強い意志と行動が、確実に功を奏する座相です。自分の意志がどこにあるかをしっかりと確認して、曖昧にならずに進めて行けば、現状維持も現状刷新も双方可能な時なのです。

すべてはあなたの意志。「星は暗示するが、強制しない」のとおりです。

この期間、星座を変える惑星は9日に山羊座に入る金星のみです。そして12日未明山羊座で新月となります。この新月も強力です。この時、山羊座には太陽と月以外にも、水星・金星・冥王星と5天体が集結いたします。これは世間でも個人においても、権力志向・自己中心的・保護主義などを示し、保守的な考え方が支配する期間となります。

ただ、山羊座のもう一つの捉え方で、冬至から初の新月までは、日が伸びて来ることにあやかって新たな希望への旅立ちという暗示もあります。

どちらにしても、ここでは現実にしっかりと足をつけた決断と実行力がものを言う時です。