この9月前半(9月1日~9月15日)は、新月も満月もありません。丁度8月31日に魚座で2回目の満月が形成され、次の乙女座での新月が形成されるのは、16日になるからです。一般的に月が欠けてゆく=満月から新月に向かう時は、物事が収束してゆく時ともされます。満月に向かうということは心が高揚してゆく時。ドキドキが高まってゆく、そして新月に向かう時はドキドキが収まってゆく時とも言えるのでしょう。ですからこの9月前半は、ある意味穏やかな時期とも言えるのでしょう。もちろん個々においては山あり谷あり、ドキドキありですが、不安を超えて、解決策に粛々と取り組んでゆく時と言えましょう。
この時期に星座を替える惑星は、まず1日に水星が本来の座・乙女座に入りその力を最大にします。10日には乙女座17度で、太陽とぴったり重なります。
次に金星が7日に獅子座に入ります。それまでは、金星は天秤座の土星と90度を形成していて、愛情表現や素直な感情の発露などに対して少しばかりの緊張感を与えていましたが、ここからそれは解消されるようです。しかし、蠍座の火星と90度を形成すべく進んでゆきますので、9月後半には、やはり恋愛感情のギクシャクが発生する恐れもあります。一方、この金星は牡羊座の天王星と120度を形成してゆきますので、恋愛面の新機軸や、突然の恋愛の始まりなど、良い暗示も展開されるようです。
そして、くどいようですがここのところ、ずっと形成され続けている、冥王星と天王星の90度。これがこの時期も当然、基調にあります。即ち根本的には時代変革や体制危機、個人的には職業の激変です。