4月後半の初日16日は、月と海王星のコンジャンクションでスタートします。週明け早々、なんとなくいつもと違った雰囲気の月曜日になりそうです。しかもこの重なりに火星が180度で対峙して、淡き夢や幻想を打ち破ります。しかし、これはそれほど悪いイメージではありません。乙女座という現実的な星座で逆行していた火星が順行に戻ったのですから、夢から覚めて、現実を歩き始めるといった意味が強いからです。
ここ数ヶ月の火星の逆行は、いろいろなものを遅らせていました。というよりは、足りなかった要素を補修していたといったほうが正解に近いかもしれません。どちらにしても現実を見極めてしっかりと前進する時に入ったのです。
16日早々、太陽と土星も180度で対峙します。ここでも現実との戦いが待ち構えています。そんな傾向が21日ころまでは続くようです。
そして21日の16時頃、牡牛座初期度数で起こる新月から様相は一変して行きます。この新月は順行に移った火星とトライン(120度)で好角度。やる気というか行動力が出てきます。そして魚座の海王星とも60度という好角度!火星と海王星の180度での対決をまるで仲裁しているかのようです。
このようにまた地の星座に星が集まってきて、安定感が増して行きます。
そして29日あたりからは、太陽と冥王星のトラインも形成されて、「復活」とか「再出発」、「再稼動」といった機運が高まってゆきます。
この時期は21日から様変わりして行き、もどかしかった3月後半からの停滞が払拭されてゆく時となるでしょう。遅ればせながら21日の新月から、新年度が本当に始まるのかも知れません。