今期のトピックはなんと言っても2月22日の魚座3度付近での新月でしょう。4日に海王星が魚座に回帰して、静かな変化が始まっています。この流れを敏感に感じ取っている方も多いことでしょう。そして号砲とまではゆきませんが、このことをより多くの方が感じ取る『きっかけ』となるのがこの新月なのではないのでしょうか?
ちょっと難しくなりますが、この満月時の正確な天の星の配置では、上昇星、つまりアセンダント(東の地平線)に近い星がこの新月なのです。加えて、アセンダントも魚座14度という見事な一致!ですので、まさに魚座海王星時代の幕開けを高らかに宣言しているように私には思えるのです。
この新月は、魚座4度のキロンともコンジャンクション。少しオーブ(許容角度)を拡げてみると、山羊座の冥王星と60度。牡牛座の木星とも60度。つまり、この4つの星で、120度・60度・60度の小三角形を形成します。これは『流れがスムーズになる』ことを意味します。冥王星・太陽・月・キロン・木星の影響を受ける方、いやほとんどの方々が、これらのよき恩恵を受け取るはずです。
今回はこの新月を中心に各星座の運気の流れを解き明かしてゆきたいと思います。