この時期もまた全惑星順行で始まります。14日に金星は高揚の座である魚座に進み牡牛座の木星と好角度でアスペクトします。この金星はキローンともコンジャンクションを形成して、愛情面では多くの人に進展が見えてくるはずです。
今まで海王星の影響を受け、焦点がぼやけていた金星の作用=恋愛=がはっきりと出ます。そして迎える23日の水瓶座2度での新月。この新月は牡牛座の木星とスクエアで気持ちが過剰に楽観になる傾向にあります。水瓶座の初期度数は非常に精神的な意味合いが強く、ここでの新月は精神性を高揚しすぎるあまり暴走しかねません。それは現実無視や軽視といった傾向と、どうにかなるという欺瞞的な自信です。それにこの木星が余計に矛盾を投げかけるのです。
この新月での勇み足を注意しましょう。ちょっとした安請け合いをしてしまったがために、後々重荷を背負うような事態にならないように、慎重なジャッジを心がけてください。
そして、その翌日から火星の逆行が始まります。この火星は17日頃からスピードダウンを始めてきてここでその向きを変えます。火星=行動力と考えると、そこにスピードダウンが生じます。上手くいきかけていたものが遅滞したり、トラブルになったりと、各星座その具体例は異なりますが、新月あたりには重々の気配りが必要です。
各星座共通な事は、争いごとは全ての人にとって不利益をもたらす可能性があるということです。強引な訴訟や商取引、人間関係の拡大は少しばかり見合わせた方が、後々はそのことで利益を呼ぶ事になりそうです。
年末年初に比べて、全体的に現実に引き戻される傾向ですが、ここでしっかりと物事の見直しを図りましょう。