2012年の幕開けは全惑星順行から始まります。こんな年始は稀です。目立った座相といえば山羊座の太陽・冥王星のコンジャンクション。これは強い意志・根底から沸きあがってくる意志と行動力の結合です。山羊座の冥王星は何回も申し上げている通り、旧体制の崩壊です。そして新たな権力枠組みの構成。新年の挨拶と共に政界はもちろん、大きな組織の中での新たな枠組みへの話し合いなどが盛んになるはずです。しかしこれも通過点の一つのポイントに過ぎません。この大きなうねりはまだまだ10年以上続いてゆくのですから。
そしてこの全惑星順行は24日まで続き、あらゆる可能性を我々に提示してくれるはずです。ここでビジョンを広げるべきです。ちょっと無理だなあと思うことにも挑んでみる事をお勧めいたします。
そして9日に蟹座で起こる満月。月が蟹座にあるときその力は最大に発揮されます。山羊座の太陽・蟹座の月。まさに父権と母性の対峙を暗示するかのようです。家庭内においての父の立場、母の立場それぞれの見地からの意見。対立やケンカという事ではなくて、異なった見解を提示してその合意点を見い出すという事。そんな光景が暗示される満月です。
総体的にこの時期は大きな星の星座移動もなく、落ち着いた時ともいえるでしょう。安穏と過ごせばそれなりに時は過ぎてゆきますが、前出のとおり、全惑星順行期間ですので、何かを発進させたり、発足させるには非常に適した時期となるので、何もしないことはもったいない!!
風もない晴天が3週間続くと分かっていたら、相当な事にチャレンジできるはずです。まさにそのような環境が訪れているのです。
どうぞ、そのことを十分にお考えの上、よりよき人生の為の舵取りをなさる事を私はお勧めいたします。