この時期の一番のクライマックスは、なんといっても27日の蠍座での新月です。この新月は単なる新月ではなく、以前にも記しましたが、とても激しい新月になります。まずこの新月は蠍座3度付近で生じます。その180度対向星座の牡牛座5度には木星があり180度を形成。これだけをとると、手放しの楽観や投げやりな姿勢を示します。物事が良い様にも悪いようにも勝手に発展して行ってしまいそうなムードを醸し出します。しかし、それに待ったをかけて仲裁役になるのが、山羊座5度の冥王星です。この冥王星と木星は今、ぴったりトライン=120度の好座相!物事の復活ややり直しを強く暗示しています。つまり多くのことにやり直しや見直しがきくということを、この新月は表していると思います。そして蠍座20度台では水星と金星が重なっています。金星は蠍座では少し力を落とし、尚且つ獅子座の火星とはピッタリ90度。これは恋人との意見の食い違いで大きな溝が出来てしまうようなことを暗示します。紛争と修復の座相が混在している時期でもあります。 今期ほど星座によってその吉凶が大きく分かれる時も稀かもしれません。