青山五行ブログ

RSS 星の動きと社会的事象、個人的行動がいかにリンクしているかということを検証していきたいと思います。
< 水星と天王星の再会 月は双子座に >

2012年04月23日 08:15
あえてボイドタイムで質問にお答えします。

2012/04/22 18:15 投稿者:香澄(牡牛)
いつも、ありがとうございます。
最近は更新が毎日なので、楽しみに読ませていただいています。
私は4月下旬生まれの牡牛座です。お尋ねしたいのですが、木星の影響は、本当に良いものなのでしょうか。2007年ごろから不調で、なかなか脱出できません。ウツではないですが、人間関係、恋愛で報われないことが多いのです。人のためにしてあげなくてはならないことばかり、押し寄せてくる感じで、ちょっと困ったなあ、という状況です。先日金星の影響があったときも、特に好転はしませんでした。差支えなければ、ブログの記事などで、少し掘り下げて教えていただけませんでしょうか。6月には木星が移動するんですよね・・なんだか、私のところは素通り?という印象で・・。先生は、良いことも悪いこともはっきり言ってくださるので、お聞きして気持ちを整理したいな、と思っています。長文で申し訳ありません。


というコメントがありましたので 
私の考え方の一端を書かせていただきます。

木星が吉星、土星が凶星 と簡単に分類することはありません
どんな星でも 良い面と悪い面が存在しています。

例えば木星の暗示とすれば=拡大 繁栄 楽観。 無用心 勝手 奔放

そして土星は=抑圧 試練 制限。 道徳的 安定


そして 細部にわたれば その方独自の出生時の星の配置から
基本的に それぞれの星がどのように作用する可能性が強いかを判断して
その星の良い面が出るか そうでない部分が強調されるのかを見てゆきます。


例えば 冥王星は「死と再生」という意味ですが

出生時の配置に 太陽と冥王星が90度ですと 非常に厳しく冥王星が作用します。
こんな方が 自分の太陽星座に冥王星が回ってきた時には 大きな壁を越えることになります。

対照的に太陽・冥王星120度が出生時の配置にあれば 冥王星が自分の星座に入った時は 変化はあるものの自然とイージーに成長してゆくという形をとる場合が多いのです。


概要として 木星が自分の太陽星座に来たということは
良い暗示も 悪い暗示 即ち 自分の抱えている運命的な要素が すべて過大に浮き彫りにされてゆくということが起こりやすいのです。
良いことも悪いことも 噴出しますが これも最終的には 個人の出生の星の配置でその詳細は決まってゆくので 木星が来たからと言って 一般論では良い時 とされますが、そういった現象ばかりがクローズアップされるわけではなく マイナスと思える面もクローズアップされるのです。

ご質問者の香澄(牡牛)さまの場合

 人のために何かをする  ということが運命の種子として内在しているのでしょう。そういった面が強調される事が木星の影響の一つなのです。

金星が牡牛座に戻った時は これは守護星の力が強くなる環境は確実に来ていると言うことです。その環境は必ず来ています。
 天気予報と同じです。 嵐ならば外出は控える 晴天ならば外出をする。ということです。金星が牡牛座に来たときは どんな状況であれ牡牛座は晴天ということです。 悲しいことつらい事があってもその先に何かがあることを信じ行動すれば、成就しやすいと私は信じています。
 逆にそうでないときでは 通常より大きな努力や犠牲が成就には必要という時である考えます。

「星は暗示はするが 強制はしない」

その環境を生かすのも 無為に過ごすのも その方しだい。どちらが正解とか不正解ではなく生き方、人生観の問題にもなってゆきます。

人間関係 恋愛が大いに報われるとはどんな環境でしょう?
多くの人々の悩みは人間関係 恋愛です それに経済。
うまくゆかないそれらに戦いを挑んで傷つき 疲労してゆくことが人生ではないのかと 私は思います。

人間関係と恋愛が 長期的にうまくいっている人間て存在するのでしょうか?
逆説的ですが 人間関係、恋愛はうまくゆかないのが通常の状態であると私は考えています。

と あえて長いボイドタイム時にアップさせていただきました。

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コメント(8)

コメント一覧
1. 香澄(牡牛) 2012年04月23日 13:11

こんにちは。
お忙しい中、早々にお返事いただきまして、ありがとうございました。
深く納得できること、心に響いてくることばかりで、どうお伝えして良いか分からないほどです。
実は以前から、何の占いを見ても「利他的」「人の心の傷みがわかる」といったことが書かれていて、褒められているようで嬉しいながらも、漠然とした違和感、不安感がありました。
また「ようやく幸運期だ・・」と思った1年ほど前からは、この「助けざるを得ない出来事」ばかりに追われ、落ち着くときがありません。休ませてほしい、私のことこそ助けてほしいと、叫びたい気持ちでいっぱいなのに、受けて走り続けるしかない、そういう状態です。もちろん、感謝や好意はいただけてありがたいです。でも「そんなの要らないから、とにかく解放してほしい」というのが、本当の気持ちなのです。
しかし、それも木星の影響なのだとしたら、捉え方で変わってくる(良いほうへも向けられる)ということなのですね。
他にもいろいろなご説明を、ありがとうございます。いただいた内容の1つ1つをじっくり考えながら、逃げずに向き合ってみようと思います。
「傷つき、疲労していく」人生を基準と捉える考え方は、衝撃でしたが(人生は年を取って経験が増えると楽になると思いたかったので)、きっとそれこそが真実であり、認めることで得られる力もある、ということだと感じました。
今日は私の誕生日です。奇しくもお答えをいただけたことは、苦しくてもなんとか今日まで走りぬいてきたことへのご褒美のようで、救われた気がします。感謝をお伝えするにはうまく書けなくて、申し訳ない気持ちですが、本当に、ありがとうございました。
良い方向へつなげていけるよう、自分の考え方、生き方を見直してみます。

2. 通りすがりの流れ星 2012年04月23日 21:37

回転周期の長い、いわゆるアウター・プラネットと呼ばれる星々(木、土、天王、海王、冥王)の影響は
時としてその真価とトランジットの意味を解るようになるまでに長い時間を必要とすることがあります。

短絡的な捉え方をすれば 木星=超ハッピーな幸運期 ということになりますが(確かにそういう状況もあります)
超ラッキーなはずなのに何故こんなことが???と思われる時は「ラッキーなこと」とは本当は何なのかを 
じっくり考えてみるとその謎が解ける時があります。

とてつもなく大変で試練の多い時が、実はその人の進化にとってとても幸運な出来事かもしれないのです。
人生はパラドックスなり。

太陽=自我、真骨頂、真髄、自分の本質、自信、意識化する人生の目的
木星=拡大、成長、抑圧からの解放、超過なエネルギー、哲学、真実
12年に一度、トランジット木星がナタル太陽に合になることで触発される自分の本質、その本質にそぐわないもの、
その進化を阻むものを木星のエネルギーは否応無しに表面化していき、時に淘汰していきます。
そして木星の面白いところは、今起こっていることが12年後にしっかり繋がっているということ。

逆に言えば、星のエネルギーに翻弄されているようでありながら、実はこのエネルギーをどう使うか、それを
マスターする錬金術のようなチャンスを与えられている時でもあります! だから占星術は面白い!
お互いガンバリましょう! お体には気をつけて。

3. vinokoike 2012年04月23日 21:43

香澄(牡牛)さま

 Happy Birthday
 よい??歳を お過ごしくださいませ

4. vinokoike 2012年04月23日 21:48

通りすがりの流れ星さま

 すばらしい!!  ご教授 感謝いたしますm(  )m
 おっしゃるとおり 試練か幸運かは 後にならないと分からないですね

5. ココア(牡牛座) 2012年04月23日 23:03

通りすがりの流れ星様のおっしゃる通りだと私もいつも思っています。今の私は、辛い状況にあります(随分解決してきましたが)。だけど、この状況が訪れずにいたら、私は自分の人生をどうして良いか分からないまま悶々と毎日を過ごしていたでしょう。こんな生活を80歳まで続けていたらと思うとゾゾ~~っとします。

だから、大爆発が起きて、10キロも体重を落としてしまったけど、それが起こってくれたお蔭で私の将来は充実したものになりそうな予感がしてしょうがないのです。笑

周りで私を見ている人達は『こんなに苦しみながら、良くそんな事が言えるわねぇ~』と呆れていますが、なんだろうなぁ~そう思えてしょうがないんですよねぇ~。笑。だから、きっとそうなります!

6. 鈴 2012年04月24日 00:28

小池先生へ

この例と似てますが、小池先生にお願いした正月の対面占断で次のようなことがありました。

「前回の占断で悪い年を指摘していただいたのに忘れました。もう一度お願いできますか?」との私の問いに先生は
「では良い年からいきましょうか?2010年と2017年が良いです。2010年に作った作品は素晴らしいものになりますよ。」
とお答えいただきました。

しかし、2010年は他の占い師全員が「運勢が低迷する年」と言ってくれました。良いと言ってくださったのは、小池先生ただ一人です。

現実的には作品を一人で作っているせいで(働くことができず、既婚者のように黙っていてもお金をもらえるわけではないので)お金を稼ぐこともできず、将来一体私は生きていけるのだろうか?と不安になった年でした。なぜかこの年に限って印税も少なく、もう死んだほうがマシと、死に場所を探したほどです。(冗談ではありません。)

また作品も簡単に作れるようなものではなく、一歩進んでは後退して、お金がないせいで家から一歩も出られず、気晴らしさえもできず、息苦しくて不安な日々でした。(苦しいのに働かないで作り続ける頑固な私にも責任があることは重々承知しているのですが、どうしてもやめられませんでした。理由はわかりません。)

今現在は、作って良かったと思える状況になってきています。2010年の苦しみは、2017年につながる道だったと思えるように、再び死ぬほどの努力をしていくことが肝心だと思っています。

小池先生は長いスパンでみることが大切だと最初の占断から仰っていましたが、まさにこの記事にもあてはまることだと思いました。長々とすみませんでした。迷惑だったら削除しておいてください。今後は一切書きませんので。

7. vinokoike 2012年04月24日 06:58


鈴さま

日本のジョアン・ローリングをめざして ご奮闘ください。期待しております。
   (ハリー・ポッターの筆者)

8. 鈴 2012年04月25日 15:00

小池先生

しつこいようですが・・・調べましたら、
2010年は「魚座に12年ぶりに木星が来た年」とのことでした。ちなみにその12年前、またその12年前と自分の過去を振り返ってみましたら、全て節目にきていて、ジャンルが180度とも言えるほど変化した年に当たっていました。

私は木星のやってくる年=過去からの解放と捉えました。木星=幸せと決めつけることはできないと感じました。全く西洋占術を意識せずに生きてきましたが、改めて侮れないと思いました。ありがとうございました。

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