守護星・冥王星は、山羊座の２１度に泰然と構えております。太陽とのコンジャンクションも終了して、次は１８日、１９日の水星との重なりです。これは知的な修復という意味や、ビジネスにおける再挑戦といった暗示になりますので、１５日から２３日頃までは、やりかけたものを完成させるか、不首尾に終わっていたものに再挑戦するなどもよろしいかと思います。そして長期的に見た場合に有効であるのが、何か新たなスキルの習得という事になります。これは２年から４年くらいのスパンでお考え頂くような規模のものが対象です。少しばかり難しい資格に挑戦してゆく、例えばパン作りを小麦粉の仕入れから学ぶというような、気がついたら一生を左右していたと言うような技術の習得という意味であります。蠍座にとって経済を表す星座は射手座であります。この時期、ここには金星と木星が併走しておりますので、お金に関するプランを立てるには、もってこいの時となっております。２１日の獅子座で形成される満月も、そんなスタートには良きタイミングとなるでしょう。２７日、月が蠍座にやってまいります。下弦の月となるために勢いは減じてゆきますが、その後、３０日　３１日と射手座に入った月が金星、木星と重なります。ここでも大きな金運の高揚があります。ただ黙って見ているには、惜しい座相ではないかと思います。