11月は新月域から始まります。
10月30日に蠍座に入った月は11月01日の23時44分まで蠍座にあります。
01日は太陽、水星も蠍座にあり、とても執着が強まる時ですが、月の最遠隔点=リリスも蠍座ですので、何となく不安も付きまとう11月の始まりとなります。
02日、月が射手座に入ると、射手座の金星、土星とトリプルコンジャンクションの数日となります。
この暗示とは 抑圧された愛情 と言うこととなります。
決して不運を表すものではありません。貞節観念が強くなると言い換えてもよろしいかと思います。
04日の正午過ぎ、月は山羊座に入ります。
ここには冥王星と火星がありますので、感情の振幅が、いやがうえにも高まる数日間となってゆきます。
この時期 蠍座から山羊座にかけて 過半数の天体が入っていますので、01日から06日までは、気がそぞろ、または移り気、または日によって考えが変わったりする期間といえそうです。
ここで無理して結論を出さないのも、一つの方法と言えます。
09日、火星が水瓶座に入ります。
冥王星との同室が終了したことで、暴力性などは影を潜めますが、水瓶座の火星とは ちょっと変わった欲求が生じやすくなるようです。
この日は、月が魚座に入って海王星と同室となる為に、非常に耽美的となると同時に、火星の影響で、ちょっと変わった欲求を抱くようにもなるのです。
12日、金星が射手座から山羊座に入りますが、今までも射手座にて土星と同室でしたので、土星が守護星の山羊座に入っても、それほどの変化は無いようです。
13日に日付けが変わってすぐに、水星は射手座にあります
射手座の水星の特徴は散漫なる興味 何でも見てやろうとする知性 集中はなかなか難しい時期となります。
13日の11時24分、月は牡牛座に入り蠍座の太陽と星座的には180度となり、満月域となります。
牡牛座はお金や物に対する執着、蠍座は人の心や身体に対する欲求を暗示します。
この葛藤が高じると、仕事・経済を取るか、愛やプライベートを優先するかの狭間で大いに悩むようになります。
そしてそのピークが14日、22時53分の牡牛座22度にて形成される満月となるのです。