木星も順行に戻り 15日現在、逆行天体は土星だけとなりましたが、18日に冥王星も山羊座で逆行を開始いたします。
この冥王星の逆行は9月の秋分まで継続されます。
その現実的効果とは意識上に上らないほどのもので、土星以遠の星の逆行は認識しにくいと思います。
15日 水星が牡牛座に入ります。
この日は月は魚座にあり、海王星と同室となりますので、ロマンチックな思いが広がりますが、射手座の土星と90度を作り、双子座の金星とも90度を形成。即ちTスクエアを形作り、現実的な問題に引き戻される可能性が高くなりそうです。
17日
月は牡羊座に入ってゆき新月域。 土星と金星の180度をコンプロマイズして、緊張をほぐしてゆきます。男女間での緊張が高く、特に男性上司と女性部下の場合は対立が生じ易くなります。
19日の未明 04時頃に牡羊座28度で新月となります。
この時には 各星座の20度以降には天体は無く、新月の具体的な暗示は他天体との絡みではありません。
そして月は同日、06時32分には牡牛座へと入ってしまうので、ほんの数時間の新月となります。
20日 金星が双子座09度へとすすみ 魚座09度の海王星と90度を作ります。これは恋愛に対する誤った認識や過剰な期待ということを暗示します。この時同時に月は牡牛座で火星と重なっているので 感情のほとばしりすぎには注意が必要となります。
そして太陽は19時頃、牡牛座00度に入ります。これは東洋暦の二十四節気で言うところの『穀雨』です。
「春雨降りて百穀を生化すればなり」穀物の成長を助ける春雨期間です。
この牡牛座に入った太陽は山羊座にある冥王星と星座的に120度の関係となります。この期間=太陽牡牛座期間には、修復を意味する期間となります。つまり復活や再生ということに幸運があるのです。
21日 月が双子座で金星と寄り添います。饒舌なれどロマンチックな時となります。射手座の土星が緊張や反対を助長しますが、反対されればされるほど、恋の炎は燃え上がりそうです。
22日 双子座12度に進んだ金星が獅子座12度の木星と60度を形成。
物心両面の満足。特に女性にとっては財運もよろしい時です。
23日 牡牛座16度で水星と火星がコンジャンクションを形成。所有欲が大いに刺激されます。何とかして手に入れたいものがあればいろいろと算段をする時。 このコンジャンクションは山羊座の冥王星と120度で起こります。 以前にほしかったものを改めて手に入れるチャンスかもしれません。
24日 蟹座に進んだ月が力を得て、山羊座の冥王星と対峙します。牡羊座の天王星とTスクエアですので、ミニ・カーディナル・スクエアを形成して、価値観の変更や新たな思い込みに支配されそうです。
26日 上弦。満月前の半月ので気分は高揚に向かいます。ましてやこの月は木星とコンジャンクションをしますので、無鉄砲な行動や超楽観が支配する時期となりそうです。