4月も半ば、5月になるともう立夏ですが、この期間は春の盛りであります。
15日の時点では全惑星順行が継続しています。そして21日からそれが解消となります。
何かスタートを計画している方は、20日くらいまでの開始がよろしいかと思います。
「全惑星順行期はよき事がある」といった喧伝は、迷信のようでもありますが、100%そうとも言い切れません。そのような傾向も含むといった程度でならば、信じるに値するのかもしれないなどとは思っております。
15日 金星は双子座04度にあり、魚座04度の土星とスクエア=90度となっていて、なんとなく進行が遅れがちな状況となりますが、一方で、金星は水瓶座の冥王星とは120度をとり、愛情の復調なども始まっております。
16日 月が魚座に入り土星と重なって少し重い気分となりますが、その後17日になると、月は火星と好バランスをとりやる気が戻ってきます。
18日 月が牡羊座に入って太陽と同一星座となり、新月域が形成されます。
19日 月は牡羊座内で木星と併走します。これはとても良き暗示で、保護や協力、成功といった傾向が強まります。
20日 13時12分 牡羊座29度にて太陽と月が重なり新月となります。
しかし、月は13時31分には牡牛座に入ってしまい、記録的なくらい短い新月後の新月域となります。ですから、13時31分以降には雰囲気ががらりと変わりそうです。
牡牛座に入った月は水瓶座00度の冥王星と90度を形成して、何となく気分と行動がチグハグになり、やる気になっているのに気勢をそがれたりするケースも出現しそうな暗示となっています。
この期間の大きなイベントは20日の新月は蝕を含むという事です。
ドラゴンヘッドが牡牛座04度にあり、新月は牡羊座29度で形成され、このために日本では部分日蝕となり、14時頃に九州から関東に至る、太平洋側のごく一部で少しの欠けが生じます。
金環皆既となるのは東ティモールインドネシア周辺です。
日蝕は支配層にとっては不吉なものとされておりますので、支配的階層にある方は用心する必要があります。
その後21日 牡牛座内で水星が逆行を開始いたします。
これによって1月23日から続いた、とても長きに亘る全惑星順行状態は終了。
この20日には太陽が牡牛座に入り「穀雨」となりますが、水瓶座の冥王星とタイトな90度を形成。
19日から21日にかけて、ちょっとした変化があちこちで生じるような暗示となります。
いつもよりも冷静さが必要な4月後半であります。