いよいよ6月も後半、2022年も折り返しを迎えます。
この期間は夏至もあり、一年で最も昼間が長い時となります。
冬場ですと17時頃には暗くなってしまいますが、このあたりでは19時でもまだ明るいと言った感じであります。
14日に射手座の満月が形成され、その後、月は15日7時33分に山羊座に移動しますので、ここで満月域は終了です。山羊座に入ったばかりの月は、木星と90度を形成し、少しばかり気が大きくなる傾向の6月後半の始まりであります。
16日には山羊座内で月が冥王星に接近し、経済に関した気持ちの持ちかたに変化が起こりやすくなりそうです
17日に月は水瓶座に入り、牡羊座の木星、双子座の水星と良きバランスをとり、これは物事がスムーズに運ぶという暗示であります。このあたりから双子座の太陽と水瓶座の土星がトライン=120度の座相となって、物事に安定や長期的な見通しが立ちやすくなるでしょう。
20日から21日の午前にかけて、魚座においての月と海王星の重なりが、双子座の太陽とスクエア=90度を形成し、考えが混乱する傾向、なかなかまとまらないと言った暗示です。この時にちょうど半月となり、これは下弦の月であります。
21日夕刻、太陽が蟹座に入り、東洋二十四節気では「夏至」となります。
22日、月が牡羊座に入り、牡羊座に月、木星、火星と並びますので、何かを始めるには適した日であります。多くの援助や協力にも恵まれるといった22日23日でしょう。
そして23日には、金星が本来の座である牡牛座から出て双子座へと移ります。
物への執着から、知的な対象への関心が強まってゆくようです。
26日、月は双子座に入り金星と接近、ここには水星もありますので、まさに「博覧強記」といった方向が強まるでしょう。これは28日頃まで継続します。
28日20時54分、月は本来の座である蟹座に帰還し、太陽と同一星座となり新月域を形成してゆきます。
その後29日正午少し前に、蟹座にて月と太陽が重なり新月となります。
この太陽と月の重なりは、リリスの座標に重なります。つまり、地球から一番はなれた座標に月がありますので、多少の不安が募るという暗示です。
加えて、月と太陽の重なりは、牡羊座の木星と90度となり、不可能なことを約束しやすくなるようですから、計画は慎重に立てることが必須であります。