１５日、月は本来の座である、蟹座にあります。冥王星と１８０度を形成いたしておりますので、何かと心の変化の大きな日となります。
１６日、月は獅子座に入って、金星と同一星座となり、雰囲気は華やいだ感じとなるでしょう。
１８日、午前中は月と金星のタイトなコンジャンクションが、少しゴージャスな雰囲気を作ります。行き過ぎた贅沢や消費に傾きます。
１３時５４分からは、月は乙女座に移り、新月域となってゆきます。

１９日、乙女座にて、火星、水星、月、太陽のステリウムとなり、乙女座的雰囲気が世に漂います。
それは物事を、きちんとすること！　整理整頓、論理的な裏付け・・そのようなことを欲する時となります。

２０日、午前中には金星が乙女座に入ります。
これにて、乙女座には、太陽、月、水星、金星、火星と５天体が集結。
これは占星術で使用する、すべてのパーソナルな天体であります。個人の感情や動向を鑑みるときは、これらの星が基本となりますので、たとえば、本日に誕生した赤ちゃんなどは、相当に生真面目な乙女座的体質をもって生まれてくることになります。
このように、一つの星座内に太陽から火星まで集まるという事は、実に珍しいことなのです。

そして同日、２０日１４時３２分、乙女座２７度にて新月が形成されます。
これは、星座的には山羊座の冥王星とトラインとなりますので、すべての事象に関しての修復という意味が強く暗示されます。
もちろん新月ですから、ここから修復を始めて行くもよし、自然と流れに任せるもよし、通常時よりは、はるかに復興や復活の可能性が高くなるときであるのです。

２３日、太陽が天秤座に入ります。
東洋二十四節気で言うところの『秋分』となります。
暑さ寒さも彼岸まで！　ここで季節は、完全に秋に転じてゆきます。
この、太陽天秤座入りによって、木星と太陽が同室となり、天秤座の象意の拡大が始まります。
秋とともに、エレガントに上品に、また美しく、そんな気配が巷に漂い始めます。

２６日、木星が天秤座２６度に入って行きます。これにて、木星と天王星の１８０度が非常にタイトになります。
これは、木星と天王星の００度が、突然の幸運を表すという事に対し、逆に、突然の破綻などを暗示するものとされていますが、実はこの１年間、何回もこのような座相は作られていたのです。それほどの凶意はなく、気まぐれに過ぎるといった暗示と受け取っても、よろしいかと思います。

月末辺り、冥王星が逆行から、やっと順行に転じます！
今年の０４月２２日辺りから、約５ヶ月あまりの逆行でした。
世界的に見れば、何があったかは一目瞭然となります！！
冥王星＝原子力、および破壊と再生・復興　ということでお考えいただければと思います。
順行のタイミングで見直しや点検は終了という事です。