謹賀新年

本年も青山五行　ご愛顧の程　よろしくお願い申しあげます。

２０２５年の通年における前半は、１月１日にリリースされる「幻冬舎ＰＬＵＳホロスコープ歳時記　２０２５年前半」編に詳しく記してあります。

さて、まずこの２０２５年１月前半のスタートは如何でしょう？

大晦日に山羊座で新月が形成され、元旦は未だ新月域の余韻が残ります。山羊座の新月は経済的、社会的にしっかりとしてゆこうといった気概であります。しかしながら、この座相で一番目立つのは、水瓶座０１度の冥王星と獅子座０１度の火星のタイトな１８０度です。これは紛争を暗示するアスペクトで、しかも、獅子座の王権と水瓶座の表わす神権が真っ向からぶつかるという暗示、どこかで争いが勃発してもおかしくない座相なのです。火星は逆行中であり７日には蟹座に戻りますので、松の内に平穏ならば、その後、また火星が獅子座に入るまでは小康状態かもしれません。火星が再び獅子座に戻るのは２０２５年４月１９日の事となりますので、この頃再び戦火などの暗示が強まります。

３日　金星が魚座に入って行きます。これにタイトにアスペクトする天体はありませんから、魚座の土星、海王星、金星の同一星座と言った意味が強まります。これは、愛情面での問題が生じたりする暗示となります。

５日　太陽が山羊座１５度に進み東洋二十四節気では「小寒」となります。これに呼応する天体は魚座の土星で、努力、堅実、真面目などを暗示いたします。

７日　火星が逆行の為に獅子座から蟹座に戻ります。これにて火星と魚座の海王星のトライン＝１２０度が形成されます。直観力が高まり、感情も上手くコントロールできるという暗示です。

８日　水星が山羊座に入り太陽と同室へ。これは牡牛座に入ったばかりの月とトラインですので、感情と知性の良きバランスと言った暗示となります。

１０日　月は双子座に入り木星と同室、幸運な数日間となりそうです。

１２日　午後に月は蟹座に入ります。ここは月のホームとなりますので、月の力は強く、感情が豊かになって行くでしょう。

１４日　蟹座の月と山羊座の太陽の１８０度、満月が形成されます。この満月には火星が帯同いたしますので、何かと感情が昂ぶる数日となります。

この１月前半は、８日に水星が山羊座に入ると火の星座には天体が皆無となり、この状態が節分頃まで継続します。世は真面目な雰囲気に包まれそうですが、創造性などには不向きな環境となりそうです。