11月も後半、今年もそろそろラストスパートの時となってまいりました。土星逆行も終わり、その速度を上げてきております。
15日には蠍座22度、23度にて太陽と火星が重なり、やる気になっている状況ではあ
りますが、牡牛座21度の天王星がこの両星に牽制を仕掛けているという図式です。
反骨の精神と言えば格好良いのですが、反抗、反乱、対決といった暗示も強く潜在する期間です。
20日には月が水瓶座20度台を行き半月を形成、これは満月に向かう過程ですから「上
弦」となって、少しの葛藤を生み出す事になって行きます。
22日に太陽は射手座へと入り、東洋二十四節気では『小雪』となります。
射手座に入った太陽は、魚座初期度数の土星とスクエア=90度を形成、これは抑圧、孤
立といった暗示が強まりますので、独りよがりには注意が必要であります。
更に、24日19時頃には火星も射手座へと入って、太陽と重なり、この両星が魚座の土星
と90度をとります。このため、前述の暗示が更に高まり、行き過ぎた行動は後悔の元となりますから、冷静な対処が必要で、つまり要注意期間となってゆきます。
27日に月は双子座に入り満月を形成、これは太陽と火星、水瓶座の土星、双子座の月と
Tスクエアとなり、なかなか厄介なものになるかもしれません。悲観的になったり、攻撃的になったり、時にはやる気をなくしたりと、一過性ではありますが、少しばかり厳しい数日となるようです。
その後29日の15時54分に月は蟹座に回帰しますから、厳しさも薄らいでゆきます。
月と土星のバランスも良好となって、落ち着きが戻ってくるでしょう。
この期間は、少しばかり物事が噛み合わなかったり、独断に陥ったり、孤立しがちな気配も強まりますが、射手座の太陽、火星、水星は基本的には楽観を暗示いたします。
無理しても朗らかにやってゆく事で、良き運気も開けてきます。