9月に入り木星以遠の全天体、木星 土星 天王星 海王星 冥王星が全て逆行状態でありました。
10日にはこれに水星も加わり、西洋占星術においてのメジャーな惑星8天体のうちの6天体が逆行となりました。
即ち、順行である天体は金星と火星のみとなっております。
木星以遠の天体は社会的、世界的な動きとリンクいたしますので、色々なところでの見直しといった状態が多く出現して行く事になります。
パーソナルな面を表す水星の逆行ですが、これは個人的分野に於いての修正、見直しなどが有効となる暗示です。
全体的にここでは、進むよりも、多くの点検が必要といった期間です。
15日 月は牡牛座にあり乙女座の太陽と好バランスですので、9月後半のスタートは順調なものとなります。
17日 月と火星が双子座にて重なります。 これは知的な性急さが増してゆくという暗示で、何事も焦って結果を出そうとしがちとなりますので落ち着きが肝心です。
19日 蟹座にて月がリリスの座標に到達。
月が地球から一番離れるときですので、何となく不安感が漂います。
23日 太陽が天秤座に入り「秋分」となります。
水星は逆行のために天秤座から乙女座に戻ってしまい、太陽と水星の交錯となり、ここでの判断は慎重を期します。
25日 乙女座に月 金星 水星が集結、実質的なものの考え方が優位になる時です。
26日、月が天秤座に入り太陽と重なり新月を形成。
この太陽と月の重なりは、牡羊座の木星と対向となりますので、気持ちが膨らむというような暗示です。この勢いを上手く利用して、何かを始めるには良いかと思われます。
28日、月は蠍座に入り新月域は終了。
29日 金星が本来の座である天秤座に入って、太陽と同室となりますので、いよいよ秋の気配が深まり、エレガントな季節となってまいります。