11月始まりと共に逆行している星は、海王星、天王星、木星の3天体です。そして7日には水星も逆行を開始いたします。それと入れ替わるように海王星は12日に順行に戻ります。水星の逆行は11月27日までの約3週間です。ここでは世に言うところの重大なサインや捺印はご法度？？まあ　あらゆる角度から検討しなおすことが必要だと思います。

この時期＝11月前半は星座を替える惑星がありません。金星は10月29日に本来の座・天秤座に帰還してその輝きを最高にします。翌日の10月30日には水星が射手座に入り、その力を減じます。そして逆行しながら15日には蠍座に戻ってしまいます。あまり居心地の良くない星座での逆行はどうなのでしょう。マイナス面が増加するか、マイナス×マイナスでプラスに転じるのか。これも議論のあるところですので即断はいたしかねますが、皆様それぞれご検証なさっては如何でしょう？

10月は大変に星の移動やらアスペクトが多彩でしたが、この時期はそれが一段落と言った感じです。14日の蠍座の新月さえも、これといって呼応する惑星もなく派手さに欠けるのですが、その事が逆にこの蝕を盛り上げるのかもしれません。蠍座21度で起こる新月は、月も太陽もそこにあり、蝕の交点・ドラゴンヘッドも蠍座25度に存在します。(オーストラリア北部から南太平洋を通過し、チリの西方洋上で終わる皆既日食です。)　これが暗示するものは星座によって変わってきますが、大きな変革のポイントとなることに相違ありません。ここでの変化をあまり恐れずに、積極的に受け入れてゆくことが、その後の人生をより良きものにするための方法かもしれません。